Ampex

Electronic Editor の開発によって、テープを物理的に切ることなく繋ぐことができるようになりました。
電子編集は、繰り返すことができ、そしてカメラをスイッチングしたかの如く再現できるものです。

Electronic Editor との組み合わせによって Editec は編集での正確なフレーム精度の制御を可能にしました。
必要とされるだけ編集プレビューを見て、そして繰り返すことを可能にしました。

RA-4000 は Ampex AVR-1の高いパフォーマンスに合致する様に設計されたエディタです。
1970年に設計されたRA-4000は最高 6台の VTR をコントロールすることができます、
そして独自のタイムコードを使用しています。

RA-4000 がサポートする5つのオペレーションモード:

Mode One:
もっとも一般的なオペレーションモード。
2台またはそれ以上のVTRを同期させます。
　
Mode Two:
" A/B " ロール編集を考慮したオペレーションモード。
同期中の2つのマシンから3番目のVTRマシンまでの信号の流れを制御します。
　
Mode Three:
スタジオやシングルカメラでのシーン　シーケンスの収録に適したモード。
　
Mode Four:
ランダムアクセス再生用に1台のビデオテープレコーダーをコントロールする。
　
Mode Five:
Mode Twoのモディファイバージョン
違いは " A/B " ロール編集において A側がタイムコードの無い映像ソースであっても B側に対して自動プリロールと完全な同期を与えることが出来ることです。

Ampex は1976年に EDM-1 を作り出しました。
EDM-1 は Ampex最初のコンピュータ・ベースのエディタであり、小規模のビデオスイッチャーと音声ミキサーを備えていました。
EDM-1 は Ampex最後の 4HEAD 2吋VTR (Quad VTR)となった Ampex AVR-3 をコントロールするために開発されました。

価格：　95,000ドル。

Photo: Sadiq Mohamed

Evaluating an Ampex ACE editor and VPR-3