HS100 Electronics
HS100 Manual Controller
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1967年 Ampex社は放送品質の映像を最大30秒間記録再生することのできる HS-100 ビデオディスクレコーダーを開発しました。 当初 HS-100の使用目的はスポーツ放送用にスチルとスローモーション効果を提供することでした、リリース後には新たな使用方法も見い出されました。
以下の「仕様と操作法 」は Ampex社 の1967年版 HS-100の製品カタログから転載です。
- Storage Capacity:
標準的な1秒間30フレーム方式では30秒の NTSC カラーあるいはモノクロームのフォワード及びリバースモーションの映像情報をもつ(900フレームは1,800フィールドのストップモーションで構成される)。
記録と再生はフィールド単位でおこなわれます、スローモーションで再生することでその再生時間は30秒以上に増やされることになります。
- Horizontal Resolution:
4.2MHz バンドワイズ フルNTSC規格に適合
- Slow Motion Modes:
Position No. 1-2倍速スロー (factory preset)
Position No. 2-5倍速スロー (factory preset)
Position No. 3-Activated variable speed control ノーマルスピードからフリーズまで連続的にレーバー操作により可変スピードが可能。
- Slow Motion Reverse:
スローモーションモードにリバースオペレーションを加えることで、 オペレーターが思うままにフォワードからリバーススローモーションに切り替えることができます。
- Freeze Mode:
フレームフリーズは単独のフィールドを連続的に繰り返し再生することでできます(stop motion) 。
- Frame Advance Mode:
Freeze Mode において映像がストップモーションされているとき フレーム前進ボタンが押されるとHS-100はフレームをコマ送りします。
- Fast Search Mode:
30秒間記録されている映像のどのポジションへも4秒以内に検索可能です。
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