ISC Super Edit はデスクトップコンピュータにユーザーの求めるものをぎっしり詰め、柔軟でそして非常にコストパフォーマンスの高いエディットソフトウェアとして完成されました。 ISC社 はDave Bargen氏によって設立されました。 ISC はType-CフォーマットVTRや U-Matic VTR が採用した RS-422プロトコールによって多くの種類の機器を制御することができるエディタを開発し業界にデビューしました。 その頃Ampex ではすでに信じられないほど速いキュータイムを作り出し、非常に高精度の Acceleration ballistics　DCサーボ によって制御されたモーターを採用した VPR-80と VPR-3シリーズマシンを発売していました、それは今までに見ることのなかった非常滑らかなスローモーションを可能にしたのです。
ISC では ABCオリンピック 放送センターの責任者チャーリー Pantuso氏と これを制御するために取り組みました、 そしてISC と Ampex の装置がサラエボ (Sarajevo) とロサンゼルス (Los Angeles)の オリンピックにおいて広範囲に使用されることになったのです。 編集マシンは LSI 11/23 のプロセッサと専用の I/O デバイスを利用する PDP-11 Digital Equipment 社のコンピュータに載せられました。 驚異的ともいえるプログラムはアセンブリ言語コードによる64KB の限界の中でも充分に機能するように凝縮されたものでした。 このソフトウェアは多数のグラスバレーグループ(Grass Valley Group)スイッチャー の完璧な制御が可能であり、新たにGVGが発明した E-MEM のセットアップリコールデータを EDL の一部としてストアすることを可能にしました、1980年代ではとても進歩的でした。 ISC社 は1984年にグラスバレーグループ (Grass Valley Group) に参加し、そして編集者達に高く評価されるVPE シリーズへと発展しました。

主なISC社 の人々：
デイヴ (Dave Bargen)	− 創業者でアーキテクト
ヴィック (Vic Borgogno)	− エンジニアリング＆製造マネージャー
ピーター (Peter Johnson)	− ソフトウェア設計
ローマ (Rome Chelsi)	− マーケティング部長
ナンシー (Nancy Bargen)	−ディヴを陰で支えた女性
Pooh	− Bear −ディヴ のマスコット犬