Teletype Model ASR-33 |
1971年発表の CMX-200 は CMX-600の為の半自動編集装置です。
これはインタラクティブな編集作業を考慮したものではありませんでした。
CMX-200は ASR-33テレタイプからの最小限のコマンドによって制御されました。
テレタイプは CMX-600によって生成された編集リストをロードするためにも使用されました。
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CMX-300 Edit Suite
CMX-300 Console
(DEC VT-05)
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番組は CMX-200 を使って繋ぎ合わせられた後でもマイナーな変更を要求されることが多かった、
しかし CMX-200 はインタラクティブな変更を得意としていません。
そこで1972年に 最初のオンラインエディタ CMX-300 が生まれました。
CMX-300は編集リストを処理し、4台の 2インチQuad VTR(4Head VTR) を制御、そしてワイプとキーの出来る簡易なビデオスイッチャーと音声ミキサーも備えていました。
その時代 CMX-300は THE EDITOR と呼ばれました。
その後のリニア編集器の機能は CMX-300 を手本として開発されたと言っても良いでしょう。 |
CMX-400 はオフライン編集のために設計されました。
基本的には CMX-300 のハードウェアとソフトウェアで構成され、
1インチヘリキャルスキャンVTR(IVC-870) と共に使用されました。
CMX-340 Console
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1976年に発表された 340 はリニアエディタ CMX の地位を確固たるものとしました。
CMX-340 の革新的開発はインテリジェントインタフェース I2(eye-square )コンセプトの導入です。
これによって編集作業での自由なVTRの組み合わせが容易になりました。 |
CMX Intelligent Interface |
I2(eye-square )は重要な問題に対する簡潔な解決策です。
VTR の制御はパラレルコントロールでタイムコードを必要とします。
ビデオスイッチャーと音声ミキサーについても同様です。 |
ハードウェア毎の制御の違いを克服するために
それぞれの機器に取付けられた I
2 は特定の VTR あるいはスイッチャーを制御するよう設計されています。
これでCMX-340編集システム本体からは、機器毎に取付けられた I
2 に対して同じ制御をすれば良いことになります。
これは解決困難だった問題のための素晴らしいソリューションといえます。
School days at CMX in Sunnyvale (October 1981)
Jim Cottle, Sadiq Mohamed, Jay Ankeney, Mark Kaplan and out of frame, Christin
Hardman (1952-2005)
CMX Systems
635 Vaqueros Avenue
Sunnyvale CA 94086 |
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CMX Systems
A Division of Orrox Corporation
3303 Scott Boulevard
Santa Clara, CA 95050 |
(Photos taken 08/17/2005)